腸内フローラマイスター橘 美はるです。

 

「ヨーグルトを毎日食べているから健康なの」

そんな言葉を耳にすることが少なくありません。

 

残念ながら、ヨーグルトの生菌は胃の強酸で死滅して腸には届きません。

これは、外部から入った菌に対する私達の防御機能の一つです。

では何故、ヨーグルトを食べるとお通じが付く気がするのか?

一つには、日本人の40%は乳糖不耐症と言われます。

消化吸叫出来ない物が入ってきたため、下痢を起こしているのです。

もし、生菌が腸に届いたとしても、既に居る腸在菌達とは相容れず、排除されると言うのが定説になりつつあります。

更に、乳製品に含まれるカゼインは腸内環境を悪化させ、更なる便秘を召くでしょう。

ヨーグルトを食べすぎると、肥満、肌荒れ、慢性疲労等々引き起こすとされるのは、この為です。

乳脂肪を多く摂る事の弊害も、忘れてはならないのです。